スワロフスキーが消えた日、私が下した「一つの決断」
順風満帆に見えた私のビジネスに、突如として突きつけられた、事
業の根幹を揺る-がす通告。
それは、私たちの価値の拠り所であった
「スワロフスキー」が、市場から姿を消すという衝撃的なニュースでした。
多くの仲間が廃業を考えたあの日、
なぜ私は、絶望の淵から新たな道を見出すことができたのか。
これは、予期せぬ逆境を、最大のチャンスに変えるための、
ブランディング戦略についての記録です。
◇
失われた、「品質の絶対的な拠り所」

デコレーションの世界に少しでも触れたことがある方なら、
「スワロフスキー」というブランドが、
どれほど特別な存在であったかをご存知でしょう。
他の追随を許さない、圧倒的な輝きとブランド力。
「スワロフスキー社のクリスタルを100%使用しています」
その一言は、私たちの作品に絶対的な品質を保証し、
お客様からの信頼を得るための、いわば**「品質の絶対的な拠り所」**でした。
私自身、その輝きに魅せられ、最高の品質をお客様に届けたいという一心で、
創業当初からスワロフスキーにこだわり続けてきました。
しかし、ある日突然、その拠り所は、私たちの足元から崩れ去ります。
「スワロフスキー社が、DIY・ハンドメイド向けのクリスタルの販売を、
全世界で完全に中止する」
…頭が、真っ白になりました。
それは、例えるなら、最高の食材を独占的に供給してくれていた契約農家から、
突然「もうあなたには卸しません」と通告されたようなものです。
私たちのビジネスモデルの根幹が、根こそぎ揺らいだ瞬間でした。
クリエイター仲間たちの間では、悲鳴と絶望の声が渦巻きました。
「これから、何を使えばいいの?」
「“スワロフスキー”という名前なしに、どうやってお客様に価値を伝えればいいんだ?」
「もう、この仕事は続けられないかもしれない…」
希望に満ちていたはずの業界全体が、深い霧の中に突き落とされたのです。
◇
その「依存」が、あなたのビジネスを危うくする
数日間、私も呆然としました。
失われたものの大きさに、ただただ打ちひしがれていました。
しかし、眠れない夜を過ごすうちに、私の頭の中は、徐々に冷静さを取り戻していきました。そして、この事件の本質に気づいたのです。
これは、単に「良い材料が手に入らなくなった」という問題ではない。
本質的な問題は、**「自分のビジネスの価値の根幹を、
自分ではコントロール不可能な“他者のブランド”に、完全に依存してしまっていた」**という、
経営上の致命的なリスクだったのだ、と。
これは、決して他人事ではありません。
今のあなたのビジネスにも、同じことが言えるのではないでしょうか?
例えば、
-
Instagramのアルゴリズム変更で、突然あなたの投稿が誰にも届かなくなるリスク。
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利用している販売プラットフォームの規約変更やサービス終了で、お客様との繋がりが断たれてしまうリスク。
-
一過性の**「流行」**に乗りすぎて、そのブームが去った時に、何も残らなくなってしまうリスク。
私たちは皆、知らず知らずのうちに、巨大なプラットフォームや、
移ろいやすい流行という、**「他者の土俵」**の上で、
ビジネスという名の勝負をしています。
その土俵の主が、ある日突然「ルールを変える」と言い出したら、
私たちはそれに従うしかありません。
その危うさに気づいた時、私は絶望ではなく、
むしろ「今こそ、変わる時だ」という強い決意を覚えていました。
◇
決断の時。そして、「ジュエルアートデコレーション®」の誕生
「もう、他人のブランドに頼るのはやめよう」
「他人の土俵で戦うのも、もう終わりだ」
そう決意した時、私の進むべき道は、はっきりと見えました。
「ない」ものを嘆くのではない。「今あるもの」で、
新しい価値を、私自身の手で創り出すのだ。
私には、12年かけて磨き上げてきた、誰にも負けない技術がある。
お客様の心を動かす、デザインの哲学がある。
そして何より、「最高の輝きを届けたい」という、揺るぎない情熱がある。
これらこそが、私のビジネスの本当の価値のはずだ。
そう確信した私は、すぐに弁理士の先生に連絡を取りました。
そして、自分の技術体系、デザイン哲学、そして世界観のすべてを、
一つひとつ丁寧に言語化していきました。
それは、自分の想いや考えを整理し、形にしていくような、創造的で、
そして少しだけ骨の折れる作業でした。
そして、その全てを注ぎ込み、特許庁に申請したのです。
そうして生まれたのが、**「ジュエルアートデコレーション®」**という、
私だけの商標でした。
それは、単なる名前ではありません。
「郁恵が提供する技術と品質は、この基準をクリアした、唯一無二のものである」という、お客様への**固い「約束」であり、私自身の揺るぎない「覚悟」**の証です。
スワロフスキーという大きな拠り所を失った私は、代わりに、
誰にも奪われることのない、自分自身の名前で立つという、
新たな土台を築き上げたのです。
◇
真のブランド価値とは何か?
商標を取得してからの変化は、驚くべきものでした。
「スワロフスキー」という言葉を使えなくなっても、お客様は離れていくどころか、
「郁恵さんの創る『ジュエルアート®』だから欲しい」と、より強く、
私自身の技術と価値を支持してくれるようになったのです。
価格競争からも、完全に解放されました。
なぜなら、「ジュエルアートデコレーション®」は、この世に私しか提供できない価値だからです。
この経験を通して、私は学びました。
真のブランドとは、素材の名前や、流行りの肩書きではない。
それは、あなたが提供する、唯一無二の「価値」と、お客様との間に築き上げた「信頼」の、証なのだ、と。
◇
あなたの「好き」も、いつまでも他人のプラットフォームや流行に依存していては、
あまりにも脆く、危険です。
では、どうすれば、あなた自身の名前を、どんな嵐にも揺るがない、
強固な「ブランド」へと育てていけるのでしょうか?
そのための具体的な思考法と、明日からできる実践的なステップを、
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの「好き」が、誰にも奪われることのない、
一生涯の誇りとなることを、心から願っています。
ジュエルアートデコレーション®郁恵